【オリジナルアイテム製作③】自作ステッカーのすすめ~保護フィルムを上手に貼る~
こんにちは、お越しいただきありがとうございます。
ステッカー記事第3回目のテーマは
保護フィルムを上手に貼る
市販のステッカーや、自宅印刷用でも高級なものでは保護フィルムが不要なステッカーがありますが、私が使っているコチラ
では、屋外(特に車)で使用する場合や、水筒のような水洗いを想定するものに貼る際には、上から保護フィルムを貼ることが必須となっています。
前々回の記事にて、”保護フィルムの粘着力が強力で洗車機にも余裕で耐える” と書きましたが、この強力さゆえ貼る際に失敗してしまうと、ステッカー本体がダメになってしまいます(貼る相手からは綺麗に剥がれます)。
そこで今回は、この保護フィルムを上手に貼る方法をご紹介します。
(経験がある人にとっては当たり前のことかもしれませんがご了承ください・・・)
<その1 ステッカーを印刷する>
印刷の設定は用紙の説明書に書いてあります。
我が家の場合は「写真用紙設定」+「印刷品質きれい(5段階の4番目)」でOKです。
(最高品質だとえらい時間がかかったので1個下にしています)
※エコモード等では顔料インクを使う設定になっている場合があるので注意しましょう
印刷後は10分程度放置し、インクを完全に乾燥させます。
<その2 ステッカーをカットする>
インクが乾燥したら、ステッカーをカットしましょう。
切り絵の様な細かい形状や、内部を抜く必要がなければ普通のハサミとカッターで十分です。
下敷き用のカッターマットと定規はしっかりしたものの方が良いでしょう。
特に定規はそれなりに幅があり、しっかりと押さえつけられるものでないと、カットの途中で動いてしまいます。
ポイントは貼る相手の色でステッカーを太めに縁取りしておくことで、これによりカットの難易度が一気に下がります。
<その3 ステッカーを”剥がしやすいもの”に貼り付ける>
”剥がしやすいもの”にも色々あると思いますが、おススメは
保護フィルム台紙の再利用
これにつきます。ステッカーの台紙はカットされてしまいますが、保護フィルムの台紙は後述の方法をとることで、カットされることなくA4の大きさに残りますので、これを再利用しましょう。
(初回はどうするのか・・?それはまあ色々な方法で・・・ガムテープや養生テープ(緑の薄いやつ)の表面が良いかもしれません)
保護フィルムをステッカーより若干大きく切りたいので、ステッカーどうしは1cm程度の間隔をあけます。
印刷のレイアウトを隙間なく詰めてしまうと、フィルムを貼れないステッカーが出る可能性があるので注意しましょう。
(上の写真では大きいものから適当に貼ったため、最後にいき詰まり斜めになったステッカーがあります・・・)
剥がしやすい=粘着しにくい ということなので、台紙やステッカーが丸まっているとすぐ剥がれてしまいます。この場合は適当な雑誌かないにかの下に敷いておき矯正すると良いでしょう。
<その4 保護フィルムを貼る>
保護フィルムの端部だけは、写真のように簡単に剥がせるようになっていますので、まずはここだけ台紙を剥いでおきます。
大きさはこの段階で台紙が残っている部分でA4ですので、剥いだ部分がステッカー台紙と下敷きの両方に乗るように重ねます。
あとは端からゆっくり、空気を入れないように貼り付けていきます(ここのノウハウは調べればたくさん出るので割愛)。
保護フィルムに細かい凹凸があり、空気を逃がす役割を担っているため、それなりに丁寧に作業をすれば初心者でも上手に貼ることができます。コツは とにかく丁寧に これだけです。
作業をしていてフィルムを貼る向きがやりにくいと感じたら、下敷きごと回してしまうのが良いでしょう。
全体を貼り終えたら、ステッカーがある部分それぞれの場所を指の腹で中心から外に押し、空気を出すとともに密着性を高めます。
また保護フィルムの台紙は上記の通り再利用するので、捨てずにとっておきましょう。
<その5 保護フィルムごとステッカーをカット>
ここまでくればあとはステッカーを保護フィルムごとカットするだけです。基本的にはステッカーの外郭+5mm程度の位置をなぞるようにカットしていけばOKです。
保護フィルムは透明ですから、このカットもそこまで気を使う必要はありません。鋭角な角があると剥がれやすくなってしまうので、その点だけ注意しましょう。
(斜めになったやつはやはり間隔が狭くなり、右上が欠けてしまいました・・・まあ透明なんで目立ちません)
以上でステッカーの製作は終了です。フィルムをあらかじめ貼っておくことで、相手に貼る作業が格段に楽になります。
私は最初保護フィルムを別でカットし、あとから直接貼っていましたが、緊張感が半端ありませんでした・・・。
もちろん保護フィルムもステッカーを切った後に型を取ってカットしていましたが、最終的に貼る際に失敗ができないため、保護フィルムをかなり大きめにカットしていましたが、それでも中心がずれて格好がつきませんでした。
ステッカーを切らずに、印刷したステッカーにそのまま保護フィルムを貼ることもできますが、これではステッカーと保護フィルムが同じ大きさにしかカットできず、耐水性が落ちてしまいますので、若干手間ですが今回説明した方法がおススメです。
以上でオリジナルステッカーに関する記事はいったん終了です。
ぜひ皆さんも作ってみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。

<追記>
ステッカーの中に BREW DOG という青いロゴがありますが、これはスコットランドのビールメーカーのものです。(ちなみに熊のロゴは岩手のベアレン酒造のもの)
主に IPA と呼ばれるホップを大量に使ったエールビールを製造していますが、中でも一押しが
パンクIPA
これを初めて飲んだ時の衝撃はいまだに覚えています。
苦みとフルーティさの度合いが凄まじく、”濃厚”が正しい表現かわかりませんが、そんなビールです。詳しい説明はHPにありますが、まず一度飲んでほしいビールです。
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